2013年6月12日(水)のトレンドたまごは、原材料の話題でした。
担当は、大澤亜季子アナウンサー。
関西大学に取材に行ったようです。

大澤「今なにをされているんですか?」

関西大学大矢教授
「実はこの物質は、常温ではこういった液体なんですが、体温になると
このように固まってゲルになる物質なんですね。」

実際に大澤アナウンサーの手のひらに垂らしてもらい、
4分ほど待って手を開くと
まったく垂れなくなりました。

手のひらをかえしても落ちません。
ぷるっとした感触の塊になりました。

室温では液体で、体温で固まるこの物質、
開発したのは開発したのは関西大学の大矢教授。

大澤「何のために使えるんですか?」

大矢教授「これが体内としますと、こういう風に注射器で注入できるんですね。
注入した後は、体内の温度になりますから、ゲル状に固まって、
逆さにしても落ちないこれくらいの強度のものになります。」

体の中に個体してとどまるので、狙った場所に薬の成分を届けられるんです。

体温で固まる液体の正体は、白い粉末です。
たった30秒で水に溶け、薬の成分を混ぜるのも比較的簡単だといいます。

この物質を期待を寄せる、がんの研究者は
東大北山准教授「私どもが一番やっているのは、胃がんなんですけど
がんの部分だけに集中的に薬を投与することにも応用できる。
すぐ調剤できるという利点があるので、実際の臨床現場で使いやすい。」

これまでも、体温で固まる物質はありましたが、
薬の成分を混ぜるまでに数時間から、数日もかかり、実用的ではありませんでした。

今回、シェービングジェルに含まれる、水によく溶ける物質を加えたことなどで、
医療の現場で使えるものになったといいます。

大矢教授「いろんな細胞に変身できるiPS細胞などを、この中に入れて、
再生させたいところに送り込んで、その場で増えてもらうというようなことも
この材料を使えばできるかなと。」

【まとめ】
・企業名=関西大学
・商品名=体温で固まるポリマー液
・価格=10ml 数千円(原材料費のみ)
・発売日=数年後の医療分野での実用化を目指す

【トレたまアーカイブ】
2013年6月12日(水)体温で固まる液体「体温で固まるポリマー液」
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_43207/


最初は、大したこともないと思っていましたが、
かなりすごいことになりそうですね。
医療を大きく前進させる可能性を持っているようです。

それにしても、体温で固まるということはそんなに
難しいことだったんですね。
意外でした。